背部のお灸で膝の手術が回避出来た

8月上旬にご紹介で来院された患者さん

80代女性 主訴は両膝痛 総合病院を定期受診中

既往歴 体幹部の手術を3回受けている

両膝とも90°曲げると激痛 杖での歩行

このままの状態が続くと人工関節置換術の適応と思われるが

もう手術はしたくないとの事

 

当院の施術

当院開発のローラーにて背骨の際を丹念に探り

負担がかかっていると思われる部位に印を付け(20穴前後)

新実践灸法によるお灸を三壮

この写真はサンプルです

10月中旬まで計11回同様の施術

大腿部がお腹に着くまで痛みなく膝が曲がり 歩行も痛みなく農作業も出来るとの事で様子を見て頂くこととした。

以上は事実ですが、ここからは当院の推察です

3回に及ぶ体幹部の手術により浅層ファシアの歪みが生じ

そのストレスが背骨にかかり 背骨を介して下腿部の浅層ファシアの緊張に繋がった

お灸によって背骨にかかるストレスが軽減し下腿部の浅層ファシアが緩んだので

膝が痛みなく曲がる様になったと推察します。

浅層ファシアの大まかな概念の理解が必要です。

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